その他の眼科疾患

眼科疾患について

長井眼科では、白内障や緑内障といった代表的な疾患以外にも、幅広い目のトラブルや病気に対応しております。
「少し気になるけど様子を見ている」「どこに相談すればいいか分からない」そんな症状も、どうぞお気軽にご相談ください。

よくある眼科疾患

結膜炎(ウイルス性・細菌性・アレルギー性)

目の充血やかゆみ、目やに、涙が出るなどの症状があり、原因によって治療方法が異なります。

  • ウイルス性結膜炎(はやり目)…非常に感染力が強く、登校・出勤停止が必要な場合があります。
  • 細菌性結膜炎…抗菌点眼薬で治療します。
  • アレルギー性結膜炎…花粉症やダニ、ハウスダストなどが原因。抗アレルギー点眼薬による治療が中心です。

飛蚊症(ひぶんしょう)

目の前に蚊やゴミのようなものが見える症状です。加齢による生理的なものが多いですが、網膜剥離や硝子体出血の前兆の可能性もあるため、注意が必要です。 気になる場合は、眼底検査(散瞳検査)をおすすめします。

網膜裂孔・網膜剥離

網膜に穴があいたり、網膜がはがれてしまう病気です。 飛蚊症や光視症(ピカッと光が走る)などの症状が現れることがあります。 早期であればレーザー治療で対応できるため、違和感を覚えたら早めの受診をお願いします。

角膜疾患(角膜びらん・角膜潰瘍 など)

角膜(黒目の表面)が傷ついたり、炎症を起こすことで痛み・充血・視力低下が起こることがあります。 放置すると視力に大きな影響が出るため、症状がある場合はすぐに診察を受けましょう。

ぶどう膜炎

眼球の内側に炎症が起きる病気で、かすみ・視力低下・まぶしさ・充血などが見られます。自己免疫疾患や感染症が背景にあることもあり、精密検査と全身状態の確認が必要なこともあります。

色覚異常(色弱・色盲)

色の見分けがつきにくい状態で、生まれつきのもの(先天性)と、病気によって起こる後天性のものがあります。色覚検査のご相談や、生活上のアドバイスも行っています。

眼精疲労・VDT症候群(スマホ・PC疲れ目)

パソコンやスマートフォンの長時間使用により、目の痛み・重さ・かすみ・頭痛・肩こりなどが生じる現代病です。環境改善のアドバイスや適切なメガネ処方・点眼治療などで、症状を和らげます。

眼鏡・コンタクトレンズ処方

見え方の不調や視力低下のご相談に対して、的確な視力検査と処方を行います。コンタクトレンズについては、適応・目の状態・生活習慣に合わせたご案内を行っており、初めての方も安心してご相談ください。

小児眼科
― お子さまの大切な「視る力」を育てます ―

お子さまの視力は6歳頃までに大きく発達します。
この時期に斜視・弱視・遠視・乱視などがあると、視力の成長に大きな影響を与えてしまいます。

長井眼科では、小児視力検査・弱視訓練・眼位検査・眼鏡処方を通して、お子さまの視機能の発達をしっかりサポートいたします。以下のような場合は、お早めにご相談ください。

  • 就学前健診や学校検診で視力低下や斜視を指摘された
  • テレビや本を異常に近づける
  • 目を細めたり、顔を傾けて見る
  • 片目だけ閉じる、黒目が揺れる

お子さまが怖がらずに受診できるよう、やさしく丁寧な対応を心がけております。

院長からのメッセージ

「地域に根ざした、信頼される眼科医を目指して」

私はこれまで、大学病院や基幹病院で多くの眼科手術や外来診療を経験し、特に網膜・角膜・眼窩・まぶたの疾患や手術に力を注いできました。

当院では、患者さま一人ひとりの「目」に寄り添う診療を心がけています。 大人も子どもも、ご高齢の方も、どなたでも気軽に相談できる場所を目指し、病気の予防から最先端の治療まで幅広く対応いたします。

「なんとなく見えづらい」「様子を見ていたけど不安」そんなときこそ、どうぞご来院ください。 皆さまの視力と日常の安心を支えるクリニックとして、スタッフ一同誠実に取り組んでまいります。